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マイケルの声について(3) [マイケル・ジャクソン]

El DeBarge 「Second Chance」

裁判本などの翻訳をされている押野素子さんが、ツイッターでおススメされてたEl DeBargeのアルバムより。ホントに全体的に素敵で、私もしばらくヘビロテでした!


Lloyd 「Players Prayer」

ケント・モリさんがテレビで紹介され、車の前で踊ってたときのBGM。この曲がきっかけで彼の曲も聴くように。



二人ともマイケルの声質に近いと思いますが、いかかでしょうか。
近いのにやっぱりそれぞれ違うのは何故なんでしょうか?体つき?骨格?声帯の形?
マイケルのものまねでも、しゃべりとか歌は似てなくても「アゥオ」とか「ポウ」とかは似てる人が割と多い気がするんです。う~ん。。
声ってホントに不思議でいまだ謎に包まれた楽器だな。


そんなこんなでう~んと考えてたら、本屋で広瀬香美さんの以下の本を見つけて、、


今日から歌がうまくなる! 広瀬香美の歌い方教室

今日から歌がうまくなる! 広瀬香美の歌い方教室

  • 作者: 広瀬 香美
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2011/04/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



何気なく手にとって読み始めたら、「高音は背筋です!と言っても過言ではない」とあって思わず購入。。


彼女のことは、「音大出身のシンガーソングライター」と認識していまして。(国立音大の作曲科出身)
クラシック音楽の作曲家を目指していた彼女が、ポップミュージックに行ったときに起こるジレンマを彼女自身言ってたことがあったな~と記憶してます。

クラシックの音楽理論には、決まり事が多く、制約があります(所謂禁則など)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E5%A3%B0#.E7.A6.81.E5.89.87
一方ポップスには根本はクラシックと一緒ですが、ほとんど制約はありません。彼女が言ってたジレンマとは、作曲するときクラシックの縛りから解放できないと言っていたこと。どうしても決まり事を意識してしまうと。
印象的な言葉でした。。


しかし、本書を読むまでマイケルのボイストレーナーのセス・リッグスのレッスン生だったとか、マイケルに楽曲を提供するのが夢だったとかは全く知りませんでして。

そして今、彼女自身が校長を務める音楽学校では、セス・リッグスの教えを伝授しているそうです。

「セス先生は、歌う技術だけでなく、心のありようを教えてくれました。きみの心が楽しくないと、楽しい歌は歌えないよ。他者の悲しみがわからないと、他者を癒せる歌など歌えないよ

また、本書では、声の出す位置や、腹式呼吸のやり方、高音を出す方法がかわいいイラストとともに分かりやすく紹介されてます。背筋を鍛えるためのトレーニングを一日100~200回やってるそうで、歌は背筋と下半身強化が重要とされています。
日本語は下あごを使う言語だから、声帯に負担がかかりやすい。一方英語は上あごを使う言語などなどなど。。

言葉の違いから、発音が変わり、発声が(どこから声が出るか)変わる。発声が違うと使う筋肉も違ってくると推測できます。声帯の周りを支える仮声帯(筋肉)を支えるのが背筋になってくるのかな。
また、腹式呼吸は寝てるときは誰でも腹式呼吸になってるそうで、その状態を立って行うのがベスト。つまりはリラックスした状態で発声すること。脱力なんですね。そう考えると、下半身と上半身を支える腰は重要と思うんだけどな。グルーヴの観点からも、腰ってコアなんです。

ふ~む。。って、私、歌科じゃなく打楽器科なんどす。(汗)でも「歌」ってマイケルと切り離しても興味深々だし、重要なんですよね。音楽の根源は歌とリズムですから。。

こちらの方も注目です!
セス・リッグスのボイストレーニングメソッド「Speech Level Singing」の指導資格日本人初取得者のMasayo-Yamasitaさんのブログ
http://ameblo.jp/masayo-yamashita/page-4.html#main

今、本の執筆中とのことでこちらも楽しみです。


マイコーのボイトレ「Michael Jackson Voice Training Audio With Seth Riggs beginning」
http://youtu.be/9DExMNdStZU

「声」はとりあえずこの辺で。やっぱり難しい~(汗)でもまた探れたらいいな~。

今は、デジタルとアナログについてとDTM(ディスク・トップ・ミュージック)と菊池成孔で頭がいっぱいです
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